住まいの終活

相続や老後の住まいについて考えているなら自宅の終活を始めてみませんか?

終活は人生の最後を迎えるときに、より良い環境を前もって行う準備になります。
老後の問題として、財産や人間関係、相続対策はしっかり行いたいものです。
整理するとはいえ、実際は難しい問題で、なかでも住宅などの不動産は、本人だけではなく相続する側の意向も重要になります。
ArqHomeでは、不動産の終活のお手伝いをさせていただきます。

自宅の終活

ここ数年では、自分の最期を迎えるにあたり事前に準備活動をする方が増えています。
それを「終活」と呼びますが、資産の整理については大切になります。
財産の中でも不動産は割合が大きいです。

しかし、不動産の終活は必要だと理解していても、何をすればいいか分からないのが現状のようです。
その結果、深刻な空き家問題へと発展しているのが今の日本です。

これは不動産所有者が終活をせずに他界していることも原因の一つと言えます。

終活の目的を明確に

不動産の終活を行うにあたり、目的をはっきりさせた方がいいでしょう。
目的はいくつかありますが、中でも大切と思われる目的を紹介していきます。

老後資金

老後資金について心配な方は、不動産の終活をすることが資金調達として効果的です。不動産を売却することで老後資金に充てることもできます。

節税

相続税の評価方法は、不動産と現金では異なり現金の資産が多い方は、資産を不動産に置き換えることで相続税を圧縮することができます。

相続対策

不動産は現金や預貯金とは異なり、分割することが難しいので相続人同士でトラブルに発展する原因にもあり得ます。そのため生前のうちから自宅の引継ぎや贈与なども相続対策になります。

不動産の終活を進める


自宅などの不動産の終活を実際に進める場合、何から着手するべきか迷うと思います。
不動産の終活を行う流れについて説明します。

1、自分自身の意向を整理
不動産の終活では、死後の不動産をどうしたいかを考えましょう。
「先祖から引き継いだから次の世代へ」「現金化して移住する」などそれぞれかと思います。
2、不動産情報を整理
不動産を自宅以外にも持っている方もいるでしょう。
所有している不動産を一覧にすることで明確になります。
そして、不動産についての必要書類を整理し、準備しましょう。
~一般的に不動産売却で必要とされる書類~
・固定資産税納税通知書
・登記簿謄本(土地、建物)
・取得した際の売買契約書
・重要事項説明書
・建築設計図書
・測量図
・建築確認済証、検査済証など

3、市場流通性
不動産の売却や賃貸化を検討しても、立地が悪く需要のない場合は活用できない可能性もあります。
道路条件や再建築不可の物件の場合は流動性が低くなってしまいます。
そのため、早い段階でのリサーチが必要になります。
4、選択肢と相談先
不動産の終活には選択肢が複数あります。
どの選択肢を選ぶにせよ専門的な知識は必要不可欠です。

不動産業者に売却や土地活用、節税対策などを相談しておくのがベストです。

住み続ける?手放す?


不動産の終活では選択肢によりメリットデメリットがあります。
それぞれの特徴は把握しておく必要があります。
手放さない選択肢
今住んでいる不動産を手放さず老後も住み続ける選択をした場合、資産がなくならないメリットはあります。ただし持ち続けることで現金化はできないため、資金調達には不向きです。
・住み続ける
・2世帯住宅に建て替える
・賃貸にする
・土地活用する

手放す選択肢

不動産を手放すことで新しい環境で生活を始められます。売却することで資金調達ができ、介護施設への入居や子どもへの贈与や同居も可能になります。
・売却する
・生前贈与する

住まいの終活は家族で話し合いを


相続問題は家族がいれば起こる問題ですので、家族での話し合いは大切になります。
結果的にお金の話に結び付くため、精神的に難しく感じるかもしれません。

しかし、何も対策をせずに亡くなると、残された子どもが困ります。
ご自身のため、次世代の家族のため、住まいの終活をきっかけに老後の過ごし方や相続について話し合ってみてはいかがでしょう。

ArqHomeは、住まいの終活がスムーズに進められるよう、お手伝いいたします。

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